2025年3月31日月曜日

バイエル

 私が子供の時には、みんな「バイエル」という教材を使っていた。今は、例えば保育科の授業や試験に必要だから、とバイエルをやる人がたまにいらっしゃる程度。

でも、あらためて弾いてみると、案外いい曲がいっぱいある。特に後半。子供の頃、そんなに一生懸命練習したわけではないが、音は覚えているのだから不思議。九九を忘れないのと似ているのかな。

私が気に入っているのは60番(物悲しい雰囲気、バイエルでは珍しいポリフォニーの曲、74番(3連符が心地よい)、93、98、100、102、104、発表会で弾いてもよさそう。

発表会の曲選びになると、流行りの曲を弾きたいと言う人が多い。でも「こんなのもかっこいいよ」と、クラシックもおすすめできるようにしたい。バイエルもいいかも。

2025年3月17日月曜日

才能?

 始めから、難しい曲がバンバン弾ける人なんていないと思います。

誰だって(プロのピアニストだって)「難しいなあ」「弾けないなあ」を、何度も練習することで乗り越えているのです。できない時に、「才能がない」と、あきらめるのは早い!

才能がないからできないんじゃなく、そこまで(弾けるまで)練習していないだけ。すぐ越えられる人、時間がかかる人、色々ですが、必ず前よりできるようになります。練習すれば上手になる楽器だからです。


2025年3月16日日曜日

鍵盤感覚

ピアノは88鍵もあるので、手元を見ていないと弾けないと思いがち。でも、手元を見ていると弾けるようにならないのです??。

だって、手を見ていたら、楽譜が読めない。

⇒暗譜して手を見て弾く。

⇒いつまでも楽譜が読めない、鍵盤感覚が身につかない。

何度も書いているように、楽譜を目で追いながら(頭の中で読みながら)弾くと、楽譜も読めるようになるし、鍵盤感覚(目で見なくても、どのくらい指を開くと次の音へ行けるかわかる)も身につきます。(たぶん絶対音感も身につく)

曲によりますが、必要な時は目の下の端っこでチラ見する程度かな。

中央のドのポジションで弾くときから(初めから)楽譜を見ながら弾くクセを付けることが大事だと思います。