2014年1月31日金曜日

鍵盤感覚

簡単な曲を弾く時、音を覚えて、本を見ないで、自分の手だけを見て弾いている人が時々います。
 指に力が入りすぎている人に多い気がする。
 見ていないとコントロールできないのかな。
 譜読みも苦手だよね。

そのままくせになっちゃうと、あまり良くない。
楽譜を見ながら、鍵盤感覚で弾けるようになってほしい。

ドレミファソの鍵盤に、1,2,3,4,5の指を置いたポジションのころから、
「ドの音は、1の指の係りだよ、レは2の指…」
「指を、のりで鍵盤に貼った感じで弾いてね。」
「目は、楽譜の今弾いている音より先を見てね。」
「手を見ないで、本をしっかり見て弾いていて、すごいねえ」

などと、言葉をかけます。
どうしても、できないとき、手の上に、紙などをかざして、手が見えないようにして、弾かせたりします。

「ゆびくぐり」や、「ゆびかぶせ」「ゆびひろげ」が、初めて出てきたときなども
「手を見ないで弾いてね」
と、念押し。

楽器のほとんどは、自分の手を見ないで弾いているんじゃないかな。

それにつけても、あんなに美しい音で、自由にピアノを弾いている辻井伸行さんはすごい。

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