2023年12月4日月曜日

小原孝 ピアノ宝石箱

 小原孝さんのファンなので、安曇野に来てコンサートをやっていただけるのは非常にうれしい。

今回のCDの、「楽しみを希う心」は、1993年公開の映画「ピアノレッスン」の曲で、当時CDの中に、楽譜が入っていて、弾いてみたら難しかった。それっきりになっていたので懐かしくて、また練習し始めた。

「8時だよ!全員集合メドレー」は、不覚にも泣きそうになった。子供の頃の私や妹、父、母のことなど思い出した。多分同じ年代なので、懐かしい曲が同じなのね。

圧巻は「カッチーニのアベマリア」「ボレロ」

小原孝さん、ありがとうございます。また、ぜひ来てください。

2023年11月23日木曜日

ブラームス・交響曲第1番 ピアノ協奏曲第1番

 

NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団

アラン・ギルバート指揮/反田恭平ピアノ
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ブラームス:交響曲第1番

シャワーのようにオーケストラの音、反田恭平さんのピアノの音を浴びてきました。

これぞ交響曲。すごいぞ反田恭平さま。

ティンパニ(やってみたい)、ファゴット(心地よい)、バイオリン(ソロの人すごい)、ホルン(かっこよい)、オーボエ(もの悲しいねえ)、ピアノ(ため息が出るよ)。

耳も目も心もうばわれ、あっという間に時間が過ぎて、明日は筋肉痛かもしれないレベルの拍手を送ってきました。

2023年11月18日土曜日

宮谷理香 ピアノリサイタル

宮谷さんのリサイタルへ行ってきました。さすがの表現力。

ものすごくおいしいフランス料理のような(食べたことないけど)繊細でいてエネルギーにあふれ、あっという間の2時間でした。

プログラム後半、ショパンのピアノ協奏曲第1番(ピアノソロ版)

tutti(オーケストラ部分)もピアノで弾いてくれました。

アンコールのワルツ7番(大好き)、ノクターン嬰ハ短調(大好きすぎる)大満足のリサイタルでした。また、安曇野で弾いてください。

2023年10月9日月曜日

イメージをもつ

小さい子供向けの楽譜には、たいていきれいな挿絵がついています。まず絵をじっくり見て、何かを見つけたり、感想を言い合ったりします。

その子の中では、イメージがボワーンと膨らみます。

歌ったり音を出してみたり、曲を聴いたり弾いたり、さらに弾き込んだりして、イメージがもっともっとボワワーンと膨らみます。イメージのない演奏なんて、出汁(だし)の入っていないお味噌汁のようなものさ。←名言!!(自画自賛)

2023年10月2日月曜日

ドレミファソラシド

 ドレミファソラシドを作ってくれた人(発見した人)、ピアノを作ってくれた人、ありがとうございます。おかげで、色々な調のいろいろな曲を楽しむことができます。

「この曲は何調なのか」わかるようになりたい。というリクエストで、ハ長調から♯系♭系の調を、一緒にノートに書いたり弾いたりして、全調の研究をしました。

参考にした本 ピアノランド こどものスケール・ブック(樹原涼子)

よくわかる やくにたつ ザ・楽典(YAMAHA)

2023年9月24日日曜日

教えてもらう

 弾きたい曲はありますか?ときくと、たいてい私の知らない曲を教えてくれます。そのおかげで、私も新しい曲を知ることができるのです。

YOASOBIAdoイルマ、ハニーワークス、ユナタン星人…???

この知らない人たちの楽譜が、レベル別にちゃんとあるすごさ!

また、知ってはいるけれど、こんな難しい曲手に負えないわ!と思っていた曲に手を出されて、あたふたと私も譜読みをしたり。ふー。

(おもしろいアニメや本などの情報も教えてもらって、けっこう「ドはまり」していたりするのです)

たのしいね。

2023年9月6日水曜日

発表会2023感想2

 発表会に参加した。そのことだけで大きなハナマル💮

まちがえちゃったって?これからの人生、失敗は数えきれないくらいするもの。どう対処し、あるいはごまかし、乗り切るか。それって、大事だよね。失敗の経験は悪いことじゃない。

緊張して手が震えた?ほとんどの人がそうですよ。たくさん練習をしたり、手が震える思いをしながら、脳はきっと新しい回路を作ったり、細い回路を太くしたりしているはず。そうやって技術や心を鍛えていると思う。


発表会2023 感想

 当たり前だけど、「人それぞれ」。念入りに準備して演奏に臨む人(理想的)、間に合うのか(私が)ハラハラしていて、なんとか弾けるようになる人、やっぱり難しい人(もっと早くから集中してやっていたら…)など。

ピアノへの向かい方は「人それぞれ」でいいと思うので、厳しく「練習しろ」と言ったことは一度もない。ただ、どのくらい練習すると、どのくらい弾けるようになるのかわからない、ということもあるので、小さい人には、練習回数を数えたり(おはじき作戦)(シール作戦)(ホメホメ作戦)など有効です。回数は本当はどうでもいいけれど、これだけやった!という自信になる。

その自信があれば、本番も動じず、ゆらがず、実力を発揮できる (かもしれない)。

練習がんばった→発表会で思ったように弾けた→楽しかった→またがんばる ってなったら、うれしいなあ。

2023年8月26日土曜日

緊張してミスする?

「 練習の時は100回弾いても間違えずに弾けるのに、本番はなぜミスするの?わたし」と、よく思っていた。

メンタルがダメなのか?とか。本番は緊張するから、間違えやすい。とか、練習が足りていないのでは?とか、人前で弾くのは苦手。プレッシャーに弱い。など、ネガティブな言葉ばかりが、頭の中を占領している状態だと、本当にそのようになる。

よく練習した。がんばった。弾いたら気持ちがいい。いい音がする。たのしい!大丈夫できる。今日はビール飲んじゃう(?)チョコレートが好き(?)など、ポジティブな頭になっていればそのようになる。…ような気がする。

言葉がけも、「緊張するからしっかり練習してね」なんてNGで、「緊張するぞ」と魔法をかけているようなもの。

よく練習したね。弾けるようになったね。楽しみだね。がハナマルだと思う今日この頃。自分にも言い聞かせています。「いいぞ~!」と。💮

2023年8月22日火曜日

コントラバス奏者 弊隆太朗さんの演奏

 8/19あづみ野コンサートホール

コントラバス奏者の弊隆太朗さんの演奏を聴く

チェロのコンサートは行ったことがあるけれど、コントラバスは初めてかな。コントラバスといえば、オケの通奏低音みたいな音や、ド・ソ・ド・ソ…みたいな音出してんのかな~と思うでしょ。すごく深くていい音で歌うのよ。これがコントラバスかあ~と、感動してしまいました。

学生さん達の演奏もすばらしく、若者すごい!と応援したくなりました。

2023年8月19日土曜日

発表会プログラム

 さて、発表会まで2週間となりました。プログラムも出来上がりました。

聴く人が飽きないよう、テーマごとに数曲ずつまとめています。

ミュージックベル(今までバラバラに練習して、ほとんどぶっつけ本番)

森の音楽会(森でくくりました、お話ぽい感じで)

エンターテイメント(アニソン、ボカロ、映画など)

ピアノランド(どどどどどーなつほか)

音楽で世界旅行(ドイツ、アメリカなど国でくくってみました)

現代の音楽(サティ、ギロック、イルマなど)

クラシック(ベートーヴェン、ショパンなど)

連弾の椅子の出し入れが、楽にできるように、とか、初心者ができるだけ緊張しないように、とか、色々と考え、プログラム編成だけで、1か月はかかりました。


2023年8月3日木曜日

席運悪し

アラン・ギルバート/指揮 NDRエルプフィルハーモーニー管弦楽団 反田恭平/ピアノ 

近くのホールで反田恭平さんのコンサートがある。行かねばならぬ!

チケット取りヅライかも、と、張り切って前々からチケットセンターに登録して、流れをシミュレーションして、発売開始と同時にパソコンで申し込みをした。あっけなくチケットは取れた。「ラッキーだ」とほくそ笑む。(その4日後現在まだ空席あるよ~)コンビニにて払い込む。

席の指定はできないけれど、大大奮発してS席を取った。以前行った反田さんと佐渡裕さんのコンサートの時、「こんなに後ろの席でS席なの?」の席だった。今回このスピードで取った席だから、さぞや…と、チケットの席番と、ホールの席番号を照らし合わせて「え~っ…」。前の方ではあるが「こんなに端っこでS席なの?」の席。

席運悪し。でも楽しみ。

「終止符のない人生」反田恭平著 も読んだ。

2023年7月29日土曜日

チューリップ

 チューリップの歌をうたうAちゃんのために伴奏を作りました。歌の邪魔にならないよう、音少なく、単純なコードで。

童謡と言えば、もうずいぶん前(と思って年号を確認したら、なんと1991年発行)

「小原孝 リリック・ピアノ 日本の歌」という楽譜を買いました(そのころすでに小原孝さんのファンでした)。日本の童謡(背比べ、雨降り、海、七つの子など…)の楽譜集で、コードにおしゃれな、微妙な音が入っていて、胸がキュンってなるのです。おほほ。

2023年7月21日金曜日

ちいさな発表会

 おうちのご都合で、近々引っ越しをされることになり、発表会に参加できない。とのことで、最後のレッスン日に、「ちいさな発表会」をしました。ご両親がお客様です。姉妹それぞれにシンデレラのようなドレス姿で登場!

1.  どどどどどーなつ         

2.  10にんのインディアン      

3.  はらぺこそんぐ うずまきめだまになっちゃった  

4.  かっこう            

5.  チューリップ うた ピアノ  

6.  シンデレラのおはなし     

7.  ベル おおきなふるどけい

8.  ベル きらきらぼし   

最後はグランドピアノのフタを全開にして、みんなで弾いたり、どうやって音が鳴っているのか観察したりしました。

ずっと、ピアノが好きで(音楽が好きで)いてくれたらうれしいなあ、と思いました。

2023年6月24日土曜日

あこがれの曲

 なんのためにピアノを習うのか?

教育効果が高い(集中力、暗記力、リズム感、想像力、表現力、持続力…)と言われていますが、シンプルに考えると、

「あこがれの曲を楽しく弾けるようになりたい」から

に行き着く、と私は考えます。そのために、練習したり、学んだり、しているのです。チェルニーがうまくなりたいとか、ハノンをバリバリ弾きたいわけではありません。でも、あこがれの曲を弾くためにがんばる。

アンテナを高くして、「あ、この曲ステキだな、いつか弾けるようになりたいな」…という、あこがれの曲を、たくさん見つけることができますように。

2023年5月26日金曜日

ふ点4分音符のはなし

 初めまして。ふ点4分音符でーす。1拍よりちょっと長めです。ちょっとて、どのくらい?

分数も少数も習っていない子に、まんじゅうに置き換えたり、四苦八苦しながら説明するけれど、あんまりわかっていないよね。まあ、そのうちわかるか。

今日作ったプリントです。


2023年5月22日月曜日

バケツ作戦

 練習のはなし

ピアノは練習しないと、ぜったいに上手になりません。あたりまえ。練習しないと、弾けるようになるのにすごく時間がかかります。そりゃそうだ。練習しないと、楽譜が読めるようにもなりません。ここ大事。もったいない! 

コップ作戦

大きな水槽に水をためるのに、毎日コップ2~3ぱいずつ水を入れる。毎日やれば、水槽はやがていっぱいになります。(2~3回ずつ毎日)

 バケツ作戦

バケツを使うのです!ちょこちょこ練習ではなくて、毎日じゃなくてもがばー!と、いっぱい練習する日を作るのです。(100回くらい、気のすむまで、弾けるようになるまで)

コップときどきバケツ作戦

最強!

2023年5月10日水曜日

楽しい連弾

 連弾とは1台のピアノを2人とか3人で弾くことです。初めてピアノの発表会を経験する子にとっては、一人で弾くことはさぞ心細いことでしょう。「大丈夫、先生と一緒に弾けばいいよ。」とお誘いしました。連弾はやってみるととても楽しいし、勉強になりますよ。

一人では出せないダイナミックな演奏ができます。

一緒にできるので心強いです。

じょうずな人とやると自分も上手になります。

おうちの人とやるのも楽しいですね。私は子供の頃よく妹と連弾をしました。

2023年4月30日日曜日

アイアイ+恐竜が島(街)にやってきた

 今年も音楽会用に編曲しました。(2年生)

「アイアイ+恐竜が街にやってきた」短調です。きょうりゅうがまちに~

「あいあい+うみ」3拍子です。うみはひろいな~

「AIAI ROCK」ロックぽい伴奏です~



2023年4月19日水曜日

譜読みのはなし

 1曲ずつ丁寧に弾いていれば、自然に楽譜が読めるようになるはずですが、意外と読めないことに愕然とすることがあります。

楽譜を見て弾くこと(手を見ない)、心の中でドレミで歌いながら弾くこと、1曲に長い時間をかけ過ぎず、譜読みのチャンスを増やすことなど心がけています。

でも自然に読めるようにならない人には、覚えようと思って覚えてもらうしかありません。9級から1級の問題をつくり、毎回テストをして級を取得していきます。例えば9級はト音記号のドレミファソ。カードを見た瞬間に読まなければ合格できません。がんばれ。

2023年3月25日土曜日

ピアノの練習 やる気になる声の掛け方

「この曲、ママすきだなあ~」

「どうやってひくの?パパに教えて」

「はなまるもらった曲ひいて」

「この前のピアノではどんなことをやったの?」

「ひけるようになってきたね~」

「ここがいいね」具体的に

「毎日がんばっているね」

○○の前に、など1日のスケジュールの中に自然にはいっているのがベスト

(何時まで、何回、どの曲を)ひくかは、できるだけ自分で決めさせるといいかも。

 できないところをくり返し。スモールステップで。

よく弾けていないのに、いきなり両手とか、はじめから終わりまで通して弾いてもあまり成果がありません。

あせらない よくばらない 強制しない ペナルティをあたえない

2023年3月13日月曜日

8分の6拍子 リズムつくり

 3パターンのリズムカードから、1小節に2つずつ選んで自分でリズム譜を作ります。作ったら、タタタ、と読んだり、手拍子をしたりして8分の6拍子に慣れましょう。


2023年2月28日火曜日

ピアノランド1より わたりどり

 右手ドレミ 左手ラシド からできている曲

初めて出会う短調の曲。音源を聴くとたいていの子はポカンとする。子供向けの楽しい曲じゃない…

「どんな気持ちかなあ」と話合ったり、短調と長調について学んだりします。データのオーケストラ伴奏がドラマチックで、何回も合わせて弾きたい曲です。

安曇野で冬を越したコハクチョウがふるさとのシベリアに向かって飛び立つ「北帰行」が始まりました。

2023年2月11日土曜日

ピアノランド1より

「さらさらおがわ」は1拍のドと2拍のドでできている。この曲が好きという生徒さんはけっこう多い。「ドー」て伸ばしている間に、8分音符の伴奏がきれいに流れて、それを聴きながら弾くのが「いいきもち」なのかな。

ピアノランドの、音楽性の豊かさや、色々な雰囲気を味わえるところがとてもいいな、と思うのです。

2023年1月20日金曜日

ゆび番号にたよりすぎ

初心者の楽譜の中には、「これでもか!」っていうくらいゆび番号が書いてあるものがあります。この番号にたよって弾いていると、楽譜を読まずに番号を見て弾く…という事態に陥ってしまいます。当然楽譜が読めないまま…。

そこで、消しテープで不要と思う数字を消してしまいます。(イジワルー)

指と鍵盤の感覚をしっかり覚えて、楽譜もちゃんと読んで弾くためにも、番号にたよりすぎないで。


2023年1月6日金曜日

2023年発表会

 2023年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

下記のように発表会を予定しています。

9月3日(日曜日)午前中リハーサル午後本番

あづみ野コンサートホール

技術的にも精神的にも成長できるチャンスです。ぜひご参加ください。

あづみ野コンサートホールは、ピアノもホールも素晴らしいですよ。お楽しみに。